ばあちゃんのベッドを見ていたら悲しくなった。

お風呂に入っていても悲しくて涙が出た。


ばあちゃんはもう死ぬまでうちでは暮らさないのだ。

それを考えても仕方がない。

私に罵倒されて泣いているより訳がわからなくなって施設で安らかに過ごす方が良いはずだ。

今日は薬を届けに施設に行きました。


職員さんに薬を渡して話しをしていたら、昨日私が帰ったあとに

「今、誰が来てくれとったかわかる?」

とばあちゃんに聞いたら

「誰か来とったんかな?」

と来た事自体を忘れていたらしいです。


何もわからなくなったら施設に居る事がつらくないからそれでいいのだと思いましょう。

仕事帰りに施設へよりました。

この前は誰も相手にしてくれなかったけど、今日は職員さんが沢山揃っていて入った途端に声をかけられました。


「ばあちゃんあっちやで~」(知ってます(^_^;))
「ばあちゃん元気になったで~」
「ごはんもよう食べて、話すのもはっきりしとる!」
「家に帰るって言い出すんちゃう?」(なぬっ(^_^;))


なかなか私が話す隙を与えてくれません。
一応、用件を伝えてばあちゃんのもとへ。

職員「○○さ~ん。来てくれとるで~誰かわかる?」
ば「わからん。」
私「ばあちゃん、誰かわかる?」
ば「わからん。」


えっと・・・私の事がわからないようですが(・ω・;)(;・ω・)
はっきり話すと言ってたけどやっぱり前より話しにくそうです。
まあ、そんな話も盛り上がらずに早々に帰ってきました。ガーン

行こうと思いながらも気が向かず、今週は初めてばあちゃんに会いに行きました。

食事前で食卓に座っており、左手に大きなガーゼをしていました。
私「ばあちゃん。これ、どしたん?」
ば「ちょっと当たっただけやけど、ぎょうさんげ(大げさ)にはってくれとんや」
「ああ、ほんまぁ。ほんだら今からご飯やけんようけ食べなよ。また来るけんな」
「はい、またな」


私だとわかっているのかどうか?
でもちゃんと受け答えしていました。
それだけ話してすぐに帰ってきました。ほんの数十秒。

話し方はやはり、ろれつが回っていない感じでした。
あれはもう治らないのかな・・・

昨日、ケアマネさんから電話があり、今後の事についてお話したいので施設に来て欲しいとの事。
今日、仕事が終わってから行きました。


通された部屋にはケアマネさん、看護士さん、ショートステイの職員さん2人。
大人数で待っててくれたのね(・ω・;)(;・ω・)


ばあちゃんがショートステイに入って約10日、リハビリをしていてもあまり歩けるようになる様子がみられない。
今日、いつものお医者さんが往診に来て話しをしたらお孫さん(私)がよければこのまま入居しても良いのではと言う事だった。
ショートを続けるとかなりの金額になるので入居して、もし改善すれば家に戻る事もできる。
といった話しでした。
私はどうしても家で介護したいという訳ではないのでそれではと次の空きができたらホームへ入居する事にしました。


トイレに連れて行っても間に合わない事があるけれど、おむつはそんなに汚さない。
ただ、歩けないので家に戻ると大変だから、これまでよく面倒みていたのでそれでもいいじゃないかと言われました。


ばあちゃんはおとなしくて優等生らしいです。
少し顔を見にいったら、丁度食事中だったため、話しかけても「もういらん」と話しかけた事と関係ない事を言ってました。


私の事を忘れてしまうかもしれないけれど、どうしても面倒みきれないので入居を決めました。
空きが出るまでの間はショートの料金が大変だけどなんとかしなくちゃ。

少し悲しいけれど、これで良かったんだと思う事にします。

そろそろばあちゃんの様子を聞きに行こうと仕事の帰りに施設によってきました。


入った途端、職員さんに声をかけられます。
「○○さん!便が3日出てないんやけど何かのませよんかな?」
私「いや~何年もお通じの薬はのませてないし、3日ぐらいなら様子を見てください」
「足が腫れているのは大丈夫かな?」
私「前からですからね・・・」
「ここでおったら車椅子ばっかりやけん、家に帰っても歩けないんちゃうかな」
私「歩けなくなったから預けたんですけどね・・・」


などと、私は医者じゃないので的確な答えは出せないのですが・・・と言う事ばかり聞かれました。
その辺、施設側で面倒みてくれよ。
先生が往診に来るんじゃなかったのかなあ?
明日も行って別の人に往診の事をきいてみようかな。
お通じの事だって、初日に聞かれたからちゃんと答えておいたのにまた聞かれるなんてねぇ。
やっぱり1人にかかりっきりじゃないからそんなもんなのかな。


そして、顔をみておこうと食事の席についているばあちゃんの元へ。
私が話しかけると
「迎えに来てくれたん?」
と、ろれつが回っていないけど答えてくれました。


ああ、私の事をまだ忘れてないんだなと思ったし、やっぱり家に帰りたいんだなと思いました。
そう思ったら涙が出てきてしまいました。


私「まだ足が治るまでおってな。みんなようしてくれるやろ?」
ば「それがわからんのや」
1週間もいたのにわからんのか・・・


私「今日はここでおってな」
ば「泊まるんな?」
「そうや。足が治ったら帰れるけんな」


もう泣くのをこらえられそうにないのでこれだけ言って帰ってきました。
あんな風に言われたら可哀相なので連れて帰ってやりたいけど、家に帰ってきても歩けなければ面倒を見れないし、どうしたもんでしょう。

先週の水曜日からばあちゃんをショートステイに預けたのでもう1週間が経ちます。

顔を合わせたのは預けたその日の夕食時だけ。

それ以来会ってません。

見に行くのが怖い気がしています。

デイサービスのお迎えに行くため、いつも17時には帰らなくてはいけなかったのですが、ばあちゃんをショートステイに預けているので時間制限なし。

昨日は久しぶりに夜遅くまで出かけていました。

それでも、長い間早く帰る事を気にしていたのでなんだか時間が気になってしまうのでした。

ショートに預けているばあちゃんの着替えを夕方持っていきました。

食事は食べてと言ったら食べるけどあまり食べないらしいです。

その代わり水分はすごくとる!その割りにトイレにあまり行かないんですって。

遠慮してるのか?

知らない場所で緊張してるのか?

更にボケるかまともになるかどうなるんでしょうかねぇ。


足に水虫があったんだって!知らんかった!

朝、ケアマネさんに電話してショートステイを申し込みました。
連れて行くと、今までショートを利用した事がないからと看護師さんと話しをするように言われました。
看護師さんがよばれて、事の経緯を説明すると
「それは頭のCTをとった方が良いのではないか。
それから利用してもらった方が良い。」
と言われてしまいました。

・・・昨夜、夜に主治医に診察してもらってショートを利用すると決めたのに?
看護士に言われたからやっぱり信用できないのでもう一度見てください。とでも言えと?
あんた何様?
という私の殺気と看護師の殺気でかなり空気が悪くなったのを感じ取ったケアマネさんが
「先生がショートを利用するように言ったんだから」
と丸くその場の空気をおさめてくれました。
看護士にキレたいけど、ばあちゃんに仕返しされたら困るのでぐっと我慢したけど腹立つよな~。

ケアマネさんも別の職員さんも看護士さんの言う事には逆らえないって感じでした。
そりゃあ看護士さんは命を預かる仕事だから偉いけど、その前に利用者をお客様として扱うサービス業だという事を忘れていないかい?

どこにでも、嫌な人はいるもんだと自分を納得させましたが一日中ムカついてます。

夕方、着替えを持っていったら丁度ばあちゃんが食事をしていました。
横に職員の人がつきっきりで見ていてくれて、なかなか良い対応でした。
それなのにばあちゃん、食べたものを吐き出してほとんど食べず。
ちょっと食べにくい素材だったのがいけないようです。
それ見てゲッと思ったけど職員の人は、
それじゃあカロリー足りないからこれ飲んで~
とコーヒー牛乳飲ませてました。
いつも私がキレている汚い食べ方でしたが怒られないから家にいるより安心して食べれるんじゃないかしら。

ショートの料金さえ安ければ、もっと心安らかに預かってもらえるんだけどな・・・